
上越火力発電所視察を行って(2013年3月25日)
小沢一郎代表、森ゆうこ代表代行、はたともこ代表室政策担当幹事の3人は3月25日、新潟県にある上越火力発電所を視察しました。上越火力発電所は多軸式コンバインドサイクル発電方式を採用しており、LNG(液化天然ガス)から高効率で電気を生産しています。視察後に行われた記者団のぶら下がり取材の要旨は以下の通りです。
小沢代表は予てから重点政策として「エネルギー問題と脱原発」を掲げており今回のこの視察でますます確信を得られた様です。
特に森ゆうこ議員の発言に注目今日は、私は2回目なのですけれども、高効率のガスコンバインドサイクルということで、代表、そしてはたともこ議員と共に視察をさせていただきました。
特にこの日本海側、新潟県を中心として、新たな油田、ガス田、4月1日から本格的に試掘が始まりますけれども、佐渡沖、この上越沖の100km2、ビッグスワン(サッカー、アルビレックス新潟のホームスタジアム)の1700個分の大きさの、巨大な油田、ガス田も発見されております。またメタンハイドレートも太平洋側と違いまして、上越沖にあるものについては、表層部に非常に大きな塊であるという意味で、日本はエネルギー自給自足国家、エネルギー輸出大国になる可能性もある。
ということで、新たなエネルギー革命によって、この新潟県の経済、そして日本の経済、まさしくこれが成長戦略であると改めて本日確認したところでございます。
いつまでも古いものにしがみついていないで、思い切ってエネルギー革命を行っていく、それこそがまさに政治の役割である、それを決定することが、それを意思決定することが政治の役割である、ということで、生活の党として、小沢代表を中心に頑張っていきたいと決意を新たにしたところでございます。
この裏付けは次の情報で確認できます。
「新潟県佐渡南西沖で国内石油天然ガス基礎調査を今春実施」
経済産業省ニュースリリース・資源エネルギー庁発表(24年6月18日)
経済産業省資源エネルギー庁は18日、国内石油天然ガス基礎調査事業(日本国内における石油・天然ガス資源のポテンシャル調査)として、2013年春に、新潟県佐渡南西沖において石油・天然ガスの賦存状況の確認を目的とした試掘調査を実施すると発表した。
事業名は基礎試錐「上越海丘」。新潟県佐渡南西沖約30kmの海底下に位置する地下構造において試掘を行う。水深約1,100m、掘削深度海底面下約2,700m。試掘時期は2013年4~6月の予定。委託先はJX日鉱日石開発(事業実施者)、および石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC、事業管理者)。
同事業は、2008年2月に資源エネルギー庁が導入した三次元物理探査船「資源」による探査の結果、有望と判断された当該海域において試掘を実施するものであり、探査船「資源」の探査結果を踏まえた初の試掘となる。今後、試掘に向けた準備作業を行うともに、地元関係者との調整を引き続き行っていく方針。
関連情報として先に投稿した記事「秋田県内にシェールオイル岩盤発見」の詳細にも触れておきたい。
石油やガスの採掘会社「石油資源開発」が秋田県内の岩盤別に、米国と同じような良質のシェールオイルがあることを確認した。生産が軌道に乗れば、国内でも順次販売する。
シェールオイルが見つかったのは、秋田県由利本荘市の「鮎川油ガス田」。石油資源開発は石油天然ガス・金岡鉱物資源機構(JOGMEC)の協力を得て、来年にも地下I干~1500メーートルで試験生産を始める。
関係者によると、総量で500万バレル程度の石油が採れる見込みという。また、秋田県内にはほかにも有望なシェールオイル田が複数あるとみており、石油資源開発などは5年以内をめどに周辺地域の開発も手がけたい考えだ。
これらを合わせると、最大1億バレルの石油の採掘が期待できるという。国内の年間石油消費量の1割弱にあたる規模になる。(後略)
-‐情報源:朝日新聞2012年7月6日夕刊